オリンパスドットサイト EE−1、Sony a7C、ヒレンジャク
※2024/4/7更新:ソニドリの情報を追加しました!
※2023/11/12更新:ドットサイトの付け方動画を追加しました!
動画・ドットサイトの取り付け(sony a6700,a7c and Olympus EE-1)
はじめに
野鳥撮影において、瞬間的に鳥の動きに合わせて正確な照準合わせをすることは非常に重要です。しかし、素早い動きをする野鳥を撮影する際には、照準合わせに時間がかかり、撮影チャンスを逃してしまうことがあります。そこで、本記事ではドットサイトの効果について解説し、野鳥を見つけた瞬間に撮影する方法を紹介します。
ドットサイトとは?
まずは、ドットサイトとはどのようなものなのか、簡単に説明します。ドットサイトは、カメラに取り付ける小さな光学機器で、赤い点のLED光が反射して、鳥の位置を正確に照準することができます。ドットサイトは、照準合わせが必要な様々な場面で使用されますが、野鳥撮影においても非常に有効です。
ドットサイトOLYMPUS EE-1 赤いLEDはこう見える
ドットサイトOLYMPUS EE-1 赤いLEDで照準を合わせる
ドットサイトOLYMPUS EE-1 近くで見たLED(肉眼だともっとはっきり見えます)
ドットサイトを使った野鳥撮影のメリット
ドットサイトを使った野鳥撮影には、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、ドットサイトを使うことで得られる効果について詳しく解説します。例えば、ドットサイトを使うことで、鳥の位置を素早く正確に照準することができます。また、覗き込むことで簡単に確認することができるため、目視による照準合わせに比べて精度が高く、照準合わせを圧倒的時短で実現できます。
ドットサイトOLYMPUS E-11、Sony α7C、SiGMA150−600
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ドットサイトの付け方を動画でチェック
a7c、a6700にドットサイト=OLYMPUS EE-1をいい感じで付ける方法を動画にしました。
ぜひ見てみてください!
動画・ドットサイトの取り付け(sony a6700,a7c and Olympus EE-1)
動画内で紹介した商品のリンク
< a6700 専用装備 >
▼SmallRig ケージキット Sony a6700専用
⭐️4.2/6れびゅー
▼5mmワッシャー(スペーサー)
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▼SMALLRIG NATOレール
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▼SmallRig 汎用NATOクランプ
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▼SmallRig コールドシューマウント-BUC2736
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< a7c 専用装備 >
▼SmallRig A7Cカメラ専用L型プレート
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▼SmallRig クイックリリース安全レール
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▼平ワッシャー 平座金 304 ステンレス製
▼SmallRig 汎用NATOクランプ
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▼SmallRig コールドシューマウント-BUC2736
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<それ以外の機種向け>
▼ETSUMI ドットサイトブラケット
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<その他おすすめ>
▼SmallRig リストストラップ ハンドストラップ
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▼SmallRig マジックアーム コールドシュー付きダブルボールヘッド
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ドットサイトの使い方
ドットサイトを使った野鳥撮影においては、正しい使い方が重要です。ここでは、ドットサイトを使った野鳥撮影のための正しい使い方について、詳しく解説します。例えば、ドットサイトの位置や角度、明るさなどを適切に設定することで、より正確な照準合わせが可能になります。
ドットサイトを使った野鳥撮影のテクニック
ドットサイトを使って正確な照準を合わせよう
ドットサイトを使った野鳥撮影の秘訣としては、以下のポイントがあります。
まず、ドットサイトを使用する前に、設定や調整をしっかり行うことが大切です。カメラとドットサイトを正しく設定することで、鳥の位置を正確に照準することができます。また、ドットサイトは、視界が広くなるように設定することで、より簡単に鳥の位置を捉えることができます。
カメラを三脚に固定しよう
具体的には、ドットサイトをカメラに設置したら、カメラを三脚に固定しましょう。三脚がない場合は代わりになるような台の上に置いても良いでしょう。ない場合は手で持ちながらでもいいですが、カメラとレンズ合わせて2kg弱から3Kg弱の重さになる野鳥撮影機材において、手持ちでのドットサイト合わせはあまりお勧めできません。頑張ればできますが、、、腕と肩がめっちゃ疲れます。。。汗
余談:ブログ主の私はベンチプレス95kg上げるそこそこの力持ちですがw、ドットサイト合わせる時は、三脚にしっかり固定しています。
ドットサイトを調整しよう
次にだいたい15〜20mくらい前方の目印になるものにカメラのファインダーの中央を合わせます。これは、その日に撮影する予定の野鳥との想定距離に合わせてください。
初心者の方(私もですが)の場合は25〜30mくらい先に合わせた方が良いでしょう。
ただし「絶」や「神の不在証明(パーフェクトプラン)」を使いこなせているなら話は別です。むしろドットサイトも望遠レンズもいらないでしょ。笑
ドットサイトには、左ー右、上ー下にドットの位置を調整することのできるダイヤルがついています。これを調整して、ドットサイトのドットを目印に合わせましょう。
こうすることで、カメラのEVF中心とドットの中心が合わさる状態を作ることができます。
カメラ用のドットサイトがおすすめ!
私は最初、昔使っていた、サバゲー用のドットサイトをカメラにうまくくっつけて使っていましたが、サバゲー用のドットサイトだと、ドットの調整にドライバーが必要なものが多く、私個人の意見としては、ちゃんとカメラ用のドットサイトを買うことをおすすめします。
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PENTAXフィールドスコープとSIGMAの単焦点を合わせたミラーレスミラーレスデジスコとサバゲー用のドットサイト
ドットサイトを使う一番のメリット
ドットサイトをちゃんと設定できれば、ドットだけを見ながら連射で撮影するだけで、何枚かに1枚はガチピンでとれるようになります!
野鳥を見つけてもカメラが野鳥を捉えるのに時間がかかってそんなこんなをしている間に野鳥がいなくなってしまうなんてことは、野鳥撮影を始めたばかりの人だと良くあることだと思います。私は野鳥撮影初めて3年経ちますがいまだにやらかします。笑
そんな時、ドットサイトがちゃんと設定してあればだいたいの場合においては数枚を撮影することが可能でしょう。
ドットサイトを使った野鳥撮影における注意点
ドットサイトを使った野鳥撮影において注意すべき点についても触れておきます。
まず、ドットサイトを使う際には、周囲の明るさに注意が必要です。明るすぎる場所では、ドットサイトの光が周りの明るさに負けてドットサイトのドットが見えなくなることがあります。ドットサイトを使用する際には、バッテリー残量にも注意が必要です。特に明るい場所で使う場合は電池の容量が減っているとマジで見えません。常に予備のボタン電池を持っておきましょう。
野鳥を見つけた瞬間の照準合わせ方法
ドットサイトを使った野鳥撮影において、最も重要なのは、野鳥を見つけた瞬間に照準合わせをすることです。ここでは、野鳥を見つけた瞬間の照準合わせ方法について、詳しく解説します。
1)鳥を見つけたら、まずはドットサイトを左目で見ながら、ドットを野鳥に合わせます。(だいたいの人がドットサイトを左目、カメラのファインダーも右目で見ていると思います。)
2)ドットを野鳥に合わせると自然にカメラのファインダーの真ん中に野鳥が入るので、AFを調整して、連写します!「目標をセンターに入れてスイッチ」です。
位置を確認し、素早く照準合わせを行うことが重要です。
ドットサイト撮影の真骨頂
ドットサイトを使った野鳥撮影の真骨頂と言えばやはり飛びモノの流し撮りでしょう。
特に夏のシーズンはコアジサシなどの流し撮りをする機会が増えると思います。飛んでいる野鳥を撮影するならドットサイトは必需品と言っていいでしょう。
私はこれで、ツバメやコアジサシの流し撮りをしたりもします。
飛んでいる燕を撮影できた時は、「飛んでいる燕を捉えることができるのなんて佐々木小次郎か自分くらいだろ!まじヤバいっしょ!」とめっちゃテンションが上がりました。笑
ただし!、流し撮りをする際は、腰をやらないようにマジで気をつけましょう。
私は今年(2023年)の1月初っ端にヘルニアをやってしまい、2月末まで野鳥撮影ができないという地獄を経験しました。一番シーズンにですよ。。マジで凹んで、憂さ晴らしにブログサイトまで始めてしまいました。笑
腰をやらないためにも三脚や1脚を活用しましょう!まじで!
ドットサイト × 三脚 × ジンバル雲台 = 最強
「せっかくドットサイトつけてるのに三脚なんか使ったら三脚のせいで素早く照準を合わせることができない。」「そんな風に考えていた時期が俺にもありました。」
👆刃牙さん一番の見せ場をアートAIアプリにレタッチしてもらいました。笑
三脚をイメージする時多くの人が思い浮かぶのが、3ウェイ雲台や自由雲台でしょう。野鳥撮影においてはビデオ雲台を使う人も多くいます。ですが!私の断然おすすめは私はジンバル雲台です。一度バランスを調整すればカメラが浮いているようにスムーズに動きます。
カメラマウントに負荷をかけることなく、野鳥を追いかけて流し撮りをすることが可能です。
私が使っているジンバル雲台は少し重いのですが、中には1kgを切るものもあります!ただ、軽いやつは高いですね。涙
ドットサイトを使った野鳥撮影の練習方法
ドットサイトを使った野鳥撮影において、練習することでより正確な照準合わせが可能になります。最初は静止している物体を狙って照準合わせをしてみましょう。慣れてきたら、野鳥を狙ってみましょう。あまりうごかない野鳥から練習するのが良いかもしれません。慣れてきたらエナガやシジュウカラなどの永遠に動き回ってるようなやんちゃな子たちも撮影してみましょう!普段からシジュウカラやエナガで練習しておけばいざと言う時にレアな子たちもばっちりとれるようになるはずです!
ドットサイトを使った野鳥撮影における必要な機材
ドットサイトを使った野鳥撮影において、必要な機材としてそれを取り付ける機材があります。カメラにドットサイトを取り付ける時に考慮したいのが左目にドットサイト右目にファインダーの状態にすることです。ドットサイトを見た後に目をドットサイトから外してファインダーを覗いているようではワンテンポ遅れてしまいます。せっかくドットサイトで素早く照準を合わせたのにそのメリットが半減してしまいますよね。
私は野鳥撮影用のカメラとしてSONYのα7Cを使っています。この機種と、同じくSONYのα6600などは、ファインダーがカメラ本体の左端についているので、ドットサイトとの組み合わせはまじで最強です。将来的には、A7R4に乗り換えたいのですが、この点と連写速度だけはα7Cが優っていると思います。
α7Cやα6600などを使っている方向けに私が使っているマウントを紹介しておきます。
マイクの活用
野鳥撮影において、写真と同じくらい撮ることも後で見返すことも楽しいのが動画です!もし野鳥撮影で動画を撮るなら単一指向性のマイクを使うべきでしょう!
全指向性マイクだと全体の音を満遍なく拾ってしまうので、カメラのレンズを向けた先の音だけに集中して音を拾いたい野鳥動画撮影においては、単一指向性マイクが必須と言っても良いでしょう。
ホットシューにマイクをそのままつけると、防風のデットキャットが写真撮影の時などにおでこにあたって邪魔になります。なので私はSmallRigのダブルボールヘッドをつけておでこに当たらないようにしています。これもかなりお勧めなので、リンクを貼っておきますね!
SmallRigマジックアームコールドシュー付きダブルボールヘッド >
野鳥撮影で注意すべき倫理的な問題
最後に、ドットサイトを使った野鳥撮影において注意すべき倫理的な問題について触れておきます。例えば、鳥のストレスになるような行為は絶対にやめましょう。珍しい野鳥がいると、追いかけ回してしまう人がいますが、ストレスを感じた野鳥はおそらく同じ場所には戻ってきてくれないでしょう。彼らにとっては命の危機に感じるはずです。ほんとにやめましょう。
私たちが普段野鳥撮影をするような森に面した公園などでにいる野鳥は比較的に人間に慣れている傾向があります。それでもやはり追いかけられるのは怖いものだと思います。
あとは、個人的な経験によるものですが、逆光状態でカメラを野鳥に向けるのもやめた方が良いです。普通に逆光だと綺麗に撮影することはできませんのであまりする人はいない気がしますが。逆光だとカメラのレンズに陽の光がもろに反射するので、野鳥から見ると巨大な目玉がこっちを見ている!しかもめっちゃ光ってるなにこれ!怖い!となるはずです。、
最後に
最後、というか途中もですが、結構脱線しましたが。汗。以上が、野鳥を見つけた瞬間に撮影できる!ドットサイトの効果についての解説となります。ドットサイトを使った野鳥撮影においては、正しい使い方や練習方法、注意点などを把握し、野鳥を尊重する撮影を行いましょう。